リズは少し考えた後、おもむろに口を開いた。
「いず様…それはですね…私が【BLUE ROSE】でちょうど…ちょうどですよ?落ち着いてお茶をしようとしていた、まさにその時に鈴を鳴らされたから準備運動をする時間がなかったので、上手く羽ばたくことが出来なかったからでございます」
「…準備運動!?」
妖精が羽ばたく為には準備運動がいる…そんなこと聞いた事がない…あたしは首を傾げる。
「はい、準備運動です。私にはそれが必要不可欠なものですから…」
はぁ…とため息をつきながらリズは言った。
「そ…そうなんだっ!なんか…ごめんね?」
なんだか気まずくなってしまい、思わず焦ってしまった。
「いえ…いつもの事ですから!」
無理に笑顔を作っているのが、まるわかりだよ…どうしよう…と心の中でひっそりと呟く。

