薄暗かった入口が見えなくなって、どれくらいか。 いつの間にか階段は平坦な石造りらしき廊下に変わっていた。 道は大分精巧に組み込んで造られているらしく来る途中何度も分かれ道があった。 来た道は覚えているが自分が行っている道が当たっているのかすら定かではない。 でもなぜか、当たっている気がした。 いつかのように唄は聴こえないけど。 行った先にあの人がいる感覚があるような気がした。 .