僕は手を差し出し、ライアに笑いかける。
























「ライア、空に行こう?」


























彼女は溢れるような笑みを浮かべ、僕の手を取る。






もう、迷うものなんてないから。

僕は、君の笑顔を護り続ける。

全て背負うよ。

笑いかけてくれた存在の記憶も、みんな、連れて行く。




だから、
僕だけを見ていて?


君が笑っていてくれるなら、
僕もずっと、君の傍に。



















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