蓮くんは後悔してたのかな?

約束に縛りつけられて。自由を奪われて。


少しずつ距離を開けて

わたしから離れたかったのかな?


口には出さなくても

わたしは側にいることで、暗黙のうちに強要してた。

誰も見つめないで、

誰にも触れないで

誰ともキスしないで


願うほどに

醜くなっていく自分の心に、

目を背けて気付かないフリしてた。


どうしても


どうしても


蓮くんが



蓮くんだけが

欲しかったから。