「…なんで?」 しかし珍しく栄太は 怪訝そうな顔で 私に聞き返してきた。 「だって 酔っぱらっちゃったから…」 そう答える私。 悲しげな表情の栄太。 …これ以上 断れない気がした。 「…わかった、いいよ。 入ろっか」 私は拒絶することを諦めて そう答えた。 …仕方ないよね。 彼を傷つける訳には いかないもん。