そして 和泉さんは “うたぼん”を開くなり、 いきなり提案をしてきた。 「勝負しましょうか。 和泉チーム対 宮岸チーム。 賭けるのは100円。 点数対決です。 どうですか?」 いたずらっぽく 和泉さんは 優希と私の顔を 交互に見た。 遊びの提案してる時の 和泉さんって ほんとに子供みたいに 楽しそう。