バースは目を閉じた。 その時、耳の奥で誰かが叫んでいるのが聞こえた。 「…バース」 ジュリア? けどジュリアにしては幼過ぎる声。 誰であろうと、もう私は戦えない。 バースはまた深い暗闇に眠ろうとした。 その時、 「バース!」