3人は温かい言葉を残して、日本に帰っていった。 家に帰ったら。 「いつもの笑顔に戻ったわね。麻美ちゃんたちもだけど、私たちが近くにいるの忘れてはダメよ?」 両親に言われて、また心が温かくなった。 ありがとう。 ちょっと甘えると思うけど、私頑張るから。 両親や麻美たちは、私にとってかけがえのない存在だって、ひしひしと感じたんだ。 それからは、私は少し変わった。 両親や麻美たちにたくさん相談し、大学にもちょっとずつ慣れ始めた。 たくさんの友達もできて、大学が楽しくなっていったんだ。