そして、待ちにまった発売日。


私は前日に、みんなよりも早く本をもらった。


いつもように大学に行くけど、あえて書店は避けて来た。


なんか怖かったから。


作家の人たちも、こーゆう思いをしてきたのかな。


でもそれより、もっと心配なことがある。


淳希と連絡が取れないってこと。


今までこんなことなかったのに・・仕事で忙しいのかな?


もう淳希不足だよ。


でも、私から催促するメールはしなかった。


また突然、カメラのシャッター音が聞こえるって信じてたから。


信じてたんだよ。


いつもように私を撮ってくれるって。