「好きな人と一緒にいられたら、それでいい」 好きな人と両想いになれるのって、すごいことだと思う。 だから、その人との時間を大切にしたい。 「大学でモテてるとしても、私には関係ないよ。だって、私には淳希がいるもん」 自分に正直に。 自分の素直な気持ちを伝えていきたい。 淳希はゆっくり離れ、私の頬に触れた。 「淳希が・・好き」 その直後に、唇が重なる。 “俺も好き” そう言ってくれてる気がした。