「ゆかーおはようじゃないよぅ。今日2講来なかったじゃない?休みかと思ったよー。寂しかったよぅ。」
「ごめん。天気が良かったものだから。」
「こら。ゆか。ちゃんと勉強しなさい。」
「そうだよーゆかー。」
「天気がいい日は勉強するべからず。って教えてくれたのは拓兄でしょ?」
「うふふふふ。」
唯が笑う。
「こら唯。何笑ってんだ。一人か?」
「うん。」
「まぁ座んなよ。」
あたしは椅子を引いた。
「よかったー会えて。今日はもう会えないかと思ったよぅ。」
本当に嬉しそうにニコニコ笑ってる。
「もう。めんどくさいのが来たなぁ。あんたまたコロッケにソースかけてくるの忘れてるよ。」
「ほんとだー。すぐ言ってくるね!」
走りながら人にぶつかってごめんなさいと頭をペコペコさげる唯。ほんっと危なっかしいんだから。