私達は、大学内の学食へ向かった。 こうして、 理佳ちゃんと肩を並べて歩くのは、何年ぶりだろうか。 まさか、また 再会するなんて思わなかった。 学食へ着いてから、他愛ない話をした。 何を話したかなんて、覚えてなかった。 覚えているのは――……