「田島くんさ、何でこの高校?一番バッターの自分1人で勝てるとでも思ってた?」


このバッチリなタイミングで聞いてくれたのは夏。


ちなみに夏は当時、小さいながらに本格的なマネージャーだった。


「夏マネージャーじゃん。何、お前ら…仕組み?3人そろって同じクラスとか。」


そいえば夏と田島くんも面識あったんだったね。




「これはこれは。素晴らしい集合、だな?」



「舜ちゃんは黙ってて。」



空気を乱そうとする舜を夏は制し、田島くんの答えを待つ。