屋根ウラの天使




新しい街にも何とか慣れて

天使との生活にも慣れた


天使は

すっかり屋根ウラに居座り


「人間のためになることをする」

という

当初の目的

(と言っていた気がする)



忘れきっているように見えた



屋根ウラ部屋にあるマンガを

一通り読み終えると

日中、時間をもてあまし始め


気がつくと

姿が見えないのをいいことに

朝、登校する私の頭上を

ついてくるようになった