だから、きっぱり先輩とはサヨナラする。 ちゃんと自分を探す。 そして、また先輩の優しさに甘えそうにならないように前を向く。 その行き先が先輩なのならばきっとすぐに先輩を好きになっていたはずだから。 あたしは、もう先輩の元には戻らないだろう…―― 「ありがとうございました…これからもよろしくお願いいたします」 「ありがとな、これからもよろしくね、桐島さん」 あたしと先輩は、そう言って部活に向かった。 先輩とは別々に