そんなあたしに優しく微笑んで、栗城は屋上から出ていった。 優しい風と。 柔らかな日差し。 あたしを包み込んでくれて。 「あなたに出会えてよかった」 あなたに恋してよかったよ。 そう心から、思えたんだ。 だから、なんの後悔だってないの。 だから、もう泣かないよ。 あたし強くなるからね。