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あれから、しばらく。


あたしたちの間の溝は、確実に大きくなっていた。


そんなある日、いつものようにボーッと外を眺めていると



「おーい、桐島!後輩が呼んでんぞ!」



呼び出しにあった。



ドアの前には、1ヶ月ぶりに見る美少年の姿。



あ、すっかり美少年のこと忘れていた。



あれだけ突拍子もないこと言われたのに。



それだけ、栗城のことでいっぱいだったんだ……