すると、急に彼は私から顔を反らすと、無愛想に手を差し出した。 「手、見せろ」 はぁ? 「なぜお前に手など見せないといけない?」 さっきのこともあって突き放すような言い方で尋ねてやった。 「ッ〜〜//つべこべ言わねぇで、さっさと見せやがれ!!」 彼はすごい形相で反らしてた顔を振り向かせると、無理やり私の怪我した方の手を取り、手のひらの生々しい傷痕を見た。 「なっ、何をする!?」 「うるせぇ、少し黙ってろ。」 冷たさを帯びた彼の声に思わず口を閉ざす私。 .