「桜様、こちらは十夜(トウヤ)と言って、武器を作る技師でございます」 「は、はぁ・・・」 私は上にいる十夜に視線を向ける。 十夜も私に気づいたのか、眠たそうな青色の目を私に向けてきた。 「どうも〜〜十夜と言います〜」 十夜はニコッと私に笑いかける。 その顔が可愛らしくて、まるで女の子みたいだ。 「で、僕になんかご用ですか〜?」 十夜は私から、また藤姫様に顔を向けると、小首を傾げて不思議そうに尋ねた。 .