だが、何故か私はあの満月を知ってるような気がした。 なぜ──? 私はその儚げな蒼い満月から視線を外すことが出来なかった。 なにか私に訴えかけてる そんな気がしてならなかったからだ。 ヒラ…… 急に私の目の前を一片の桜の花びらが舞い踊るように通り過ぎていった。 ………え 「なんで、桜が?」 今は12月と肌寒い季節 桜の季節にはまだ程遠いはずだ。 それにこの花びら── 光ってる…… .