『あんの〜、すびません、僕達は障害者でして〜、・・・ 』 全く同じ台詞を麻美は遮った。 瞼から3センチほどまで近づけられた障害者手帳を顔を斜めから後ろに反らせるようにして振り払う。 『今は、電車、空いてるじゃないですか? 混んでいればここに座ったりしませんけど?』