名前は間違ってないのよ、正解なのよ。
けど…ええっ!?
あたしは目ン玉が落ちるんじゃないかって言うくらいに驚いていた。
だって、七海と金田くんよ?
お互いを名前で呼んでたうえに、イチャラブしてるんですけど…。
な、何で?
「七海…?」
あたしはやっと声が出た。
七海は金田くんと腕を組み、飛びっきりの笑顔を見せると、
「ビックリした?」
と、聞いてきた。
いや、ビックリしないって言う方が間違ってる。
「――どう言うこと、ですか…?」
初めて日本語を話す外国人みたいな発音で、あたしは言った。
「つきあい始めたんだ、俺たち」
照れくさそうに金田くんが言った。
「い、いつ?」
「最近」
パチリと、七海がウインクをした。
最近って、全然気がついていなかった。
友人の恋愛に気づかなかったあたしって、めっちゃバカ。
けど…ええっ!?
あたしは目ン玉が落ちるんじゃないかって言うくらいに驚いていた。
だって、七海と金田くんよ?
お互いを名前で呼んでたうえに、イチャラブしてるんですけど…。
な、何で?
「七海…?」
あたしはやっと声が出た。
七海は金田くんと腕を組み、飛びっきりの笑顔を見せると、
「ビックリした?」
と、聞いてきた。
いや、ビックリしないって言う方が間違ってる。
「――どう言うこと、ですか…?」
初めて日本語を話す外国人みたいな発音で、あたしは言った。
「つきあい始めたんだ、俺たち」
照れくさそうに金田くんが言った。
「い、いつ?」
「最近」
パチリと、七海がウインクをした。
最近って、全然気がついていなかった。
友人の恋愛に気づかなかったあたしって、めっちゃバカ。