キスぐらいはねぇ…



甘いキスを落とす。



「ぁっ…」



唇が離れると同時に大きな息が吐かれる。



「息止めてたの?」



「だって…ハァ…分かんない…ハァんだも…ん」



可愛い奴。



「ふっ。息は普通にしたら良いんだよ。」



「そうなの?」



「うん。」



「も…一回して?息の練習したい。」



もう一度唇を重ねる。



「はぁっ…これでいい?」



「上出来。じゃあ寝ようか。」



「うん!」



俺らは結局一つのベッドで手を繋いで寝た。