「ん…ぁ?」



「起きて!着いたよ!」



「もう?」



俺的に5分も寝てない…気がする…



「早く。」



優綺はキャリーを引いて行く。



俺は鞄を肩に上げていく。



「持つよ。」



「でも圭ちゃん鞄重いんでしょ。良いよ。キャリーだし。」



「いーの。」



すっとキャリーを持って行く。



「え。だめだよ重いよ!」



「優綺はありがとうって言えばいーの。」



「ぁ…ぁりがと…」



そうしてタクシーに乗り込んだ。