コップに水を入れて優綺に持っていった。



「ほら。」



「ありがと。」



そう言って薬を飲んだ。



「行けるか?」



「うん。行けるよ。」



「じゃあ行こうか。」



そう言って保健室のドアの方に歩いていった。



【クイッ】



優綺がスーツの裾を引っ張った。



「ん?」



「ねぇ。今ここ誰も居ないよ?」



「あぁ。」