「は!?俺聞いてねぇぞ。」



そうきたのは優真。



「俺らも聞いてねぇって。」



「いーから。サインしなさい!」


えー…



まだ付き合って一ヶ月もねぇって。



「優綺ちゃんのこと好きなんでしょ。」



「ま…まぁ…」



優綺のほうを見た。



サインしとるし…



「圭ちゃんと結婚できるなんて夢じゃん♪」



「…」



俺は震える手で名前を書いた。



「はい。じゃあそーゆーことだからね♪式は優綺ちゃんが卒業してからだから♪」



な…なんて…軽い…



優綺はニコニコ笑ってる。



「じゃあ、明日には出ていってね。」