私の表情を見た春奈は何かを察したのか、私の肩を叩いた


「愛羅、話聞くよ?」


「うん…」


私は春奈に全て話して、少しでも楽になりたかった


「じゃあ、昼休み、ご飯一緒に食べよ?」


「うん」


私は流海からの誘いを断り、昼休み、屋上で春奈とお弁当を食べた


生徒会長のこと以外、全て話した私


流海が言うアドレスのことや、私が生徒会長が気になってるって嘘


私と和真の邪魔をしてること


お互いに疑惑が生まれてて、私達のペースが乱れてきてること


話をして、ホッとしたのか、涙が溢れる


春奈は私が落ち着くまで側にいてくれていた