オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】




……なんだか妙な事になっちゃった。


あたしはベビーカーを押しそう思いながら、隣で歩いてる誰かさんをチラリと見た。


ユリから子どもの散歩を頼まれたナギは、瑛太君の移動ペースに合わせてゆっくりと歩いてる。


まだ3歳前だからか好奇心旺盛な瑛太君は、色んな物に興味を抱いて、あっちこっちに歩いて行っちゃう。


もちろんそれが安全な場所にあるとは限らないし、ともすればすぐはぐれそうになる。


それに、あれ欲しいこれ買ってと駄々こねて、2度ほど盛大に泣かれてなだめるだけで疲れた。


それに、どっか行っちゃうから後を追いかけて走っても、瑛太君は遊びと勘違いしたのか、はしゃぎながらちょこまか逃げ回るし。


30分付き添ってるだけでかなりなハードワークでした。


すいません、あたしは子育てってもっとラクと思ってました。


ユリはよくこんな風に2人も育ててるなあ。


今更ながら感心しちゃう。


それに、秋にはもう1人増えるんだよね。


……あたしだと精根尽き果てそうでムリかも。