オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】









赤石はナギの代理として、ある会合に出席するために会社へ車で戻ったらしい。


それを聴いたあたしは、心の底からホッとした。


あんな男がナギのそばにいるなら、いずれまた会わなくちゃいけないけど、できるだけその機会は少ない方がいい。


あの男からナギにあれが知られたら、あたしはもう彼の顔が見られないよ。


最悪な場面を考えて鬱々としたあたしだけど、ナギが来たからか、気分がすっかり好くなって自分でも単純と呆れちゃう。


でも、やっぱり嬉しい。


ものすごく忙しいのに、ナギは約束通りに時間を割いて来てくれたから。


みんなは歓声を上げてナギを迎え入れた。


特に久しぶりなジュン君は、ナギにお酒を勧めて……って!
ナギはまだ未成年だってば!


「ナギ君メチャカッコ良くなったじゃん。キャンが羨ましいな~!」


「おい、チカ……まさかおまえ」


チカの言葉にケンは焦ったけど、彼女からのほっぺにちゅう☆で頬を染めた。


「ケン、ヤキモチ焼いて可愛い!チカにはケンが一番カッコいいよ」