「ほうかい、博君はええ子やのう。どうじゃ、久しぶりに洋風菓子を焼いたから、杏子ちゃんも一緒に」
静江おばあちゃんが誘ってくれたけど、あたしは後ろ髪引かれる思いで断った。
「ごめんねおばあちゃん、あたし今からアルバイトがあって……」
あたしが断ると、静江おばあちゃんは少し残念そうに
「ほうか……なら仕方ないの」
と小さく呟いた。
なんだか気の毒になったけど……。
「なら、博君はどうすんだい?もしよかったらアルバイトの間、儂が預かるよ」
意外な静江おばあちゃんの申し出だったけど、願ったりかなったり。
博君も事務所に行くよりはと考えたのか、2つ返事で静江おばあちゃんによろしくお願いします、と言ってたし。
2人が構わないなら、あたしとしては大助かりだから断る理由はないわけで。
そのお話はすんなりとまとまり、博君はそのまま静江おばあちゃん家に預ける事にした。
「じゃあ、よろしくね。おばあちゃん」
あたしも最近忙しくて遊びに来てあげれない後ろめたさがあったし。
静江おばあちゃんが誘ってくれたけど、あたしは後ろ髪引かれる思いで断った。
「ごめんねおばあちゃん、あたし今からアルバイトがあって……」
あたしが断ると、静江おばあちゃんは少し残念そうに
「ほうか……なら仕方ないの」
と小さく呟いた。
なんだか気の毒になったけど……。
「なら、博君はどうすんだい?もしよかったらアルバイトの間、儂が預かるよ」
意外な静江おばあちゃんの申し出だったけど、願ったりかなったり。
博君も事務所に行くよりはと考えたのか、2つ返事で静江おばあちゃんによろしくお願いします、と言ってたし。
2人が構わないなら、あたしとしては大助かりだから断る理由はないわけで。
そのお話はすんなりとまとまり、博君はそのまま静江おばあちゃん家に預ける事にした。
「じゃあ、よろしくね。おばあちゃん」
あたしも最近忙しくて遊びに来てあげれない後ろめたさがあったし。



