そうだよ。
ナギはムチャクチャな性格だけど、いつもあたしのことを考えてくれてた。
あたしを信じてくれてた。
なら、あたしの答えはひとつしかない。
絹枝さんが言ってくれた言葉や、チカやユリやマリリンたち友達がくれたアドバイスが、あたしの心を強く後押ししてくれる。
あたしはもう、迷わないよ。
この人がナギの恋人としても、あたしは遠慮なんかするつもりはなかった。
体は震え出しそうな位に怖いし、勇気をありったけかき集めなきゃならなかったけど。
大きく息を吸ったあたしは、ゆっくりと吐きながら力を抜いて頷いた。
「はい。あたしはナギを信じます!
ナギはいつもあたしを見ててくれたから、信じてくれてたから。
今度はあたしが信じようと思います」
あたしは狩野さんの目を真っ直ぐに見ながら、背筋をぴんと伸ばして言い切った。
しんしんと静かに星の光が降る中で、あたしと狩野さんは2人で見つめ合った。
……って!
ムード出す相手が違うでしょうがっっ!!



