朝昼晩三食の食事作りと洗濯。
それだけでどれたげ労力と時間が掛かるのか、考えるだけで憂鬱になって歩いてたら。
今度は額に衝撃と激痛が走ったから、ナギの仕業かとキッと睨みつければ。
目の前にあったのはなんて事はなくて、ただのブロンズ像。
伝説の一角獣ユニコーンを模した、なかなかの出来映えだった。
後ろ足で立ち上がり、前足を空で切る。
鬣の流れ具合も、筋肉の張りも、瞳の輝きも。
まるで今にも動き出しそうな躍動感に溢れてて。
なんだか心惹かれるものがあって、その像をずうっと見てたら。
「おい、ブロンズアタマ。
おまえのアタマにそれでも詰めておいた方が余程役に立ちそうだな。
ぼんやり歩いてるやつには、そんな暇もないように取り計らってやるから有り難く思え」
ナギの毒舌であたしの意識は現実に立ち返ったけど。
「ぼんやりアタマなおまえには食事作りと洗濯だけでなく、掃除やその他諸々の皆の世話係をしろ。
もちろん全て1人でやれ。それから、絹枝さんの世話も全てするんだ」
それだけでどれたげ労力と時間が掛かるのか、考えるだけで憂鬱になって歩いてたら。
今度は額に衝撃と激痛が走ったから、ナギの仕業かとキッと睨みつければ。
目の前にあったのはなんて事はなくて、ただのブロンズ像。
伝説の一角獣ユニコーンを模した、なかなかの出来映えだった。
後ろ足で立ち上がり、前足を空で切る。
鬣の流れ具合も、筋肉の張りも、瞳の輝きも。
まるで今にも動き出しそうな躍動感に溢れてて。
なんだか心惹かれるものがあって、その像をずうっと見てたら。
「おい、ブロンズアタマ。
おまえのアタマにそれでも詰めておいた方が余程役に立ちそうだな。
ぼんやり歩いてるやつには、そんな暇もないように取り計らってやるから有り難く思え」
ナギの毒舌であたしの意識は現実に立ち返ったけど。
「ぼんやりアタマなおまえには食事作りと洗濯だけでなく、掃除やその他諸々の皆の世話係をしろ。
もちろん全て1人でやれ。それから、絹枝さんの世話も全てするんだ」



