オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】




「また3人とも同じクラスになれてよかったよね!」


青緑高校からの帰り道、あたしは嬉しくて後ろを歩いてるチカとマリリンに振り向いて言った。


「そうだよね~。ユリもケンもいなくなっちゃったし。もしチカひとりが別のクラスだったら寂しいもん」


チカは親しい人とだと快活に喋るけど、少し人見知りする面もある。

だから、新しい学年で別クラスになったらって心配してたんだけど。

とりあえずはよかった!


「確かに一年前とはうるささが違うものね。一番騒がしいのがいなくなったから」


マリリンは金髪をかき上げながら、なかなかのことを言う。


確かにマリリンとユリはどちらかといえば、あたしたちの中であんまり仲が良くない方だったけど。


ふだんは態度に表さないけど、やっぱりマリリンもユリがいなくなって寂しいんだ。


本人が居たときよりも話題にする回数が上がってるし、話にも乗ってくるから。


マリリンの言うとおりに、寂しくなっちゃったよね。


1ヶ月前までは5人でいるのが当たり前だったのに。