オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】




2月13日。


決着が着く日だった。


いろんな意味で。



13日は博君もマモル君も学校だったから、あたしは1人バスに乗り村田家へ向かった。



御神木さまの夢を見た後、気がついたらあたしは自分の部屋で布団に寝かされてた。


マモル君が大家さんに言って鍵を開けてもらい、朝方までずっとそばに付き添ってくれていたみたい。


他にもアプレクターじいちゃんと博君猫も、うつらうつら船を漕ぎながらも心配して着いていてくれた。


めちゃくちゃなメンバーだけど、あたしは幸せだなあ……ってしみじみ思っちゃった。


あたしが起きてみれば、右手にはあの紅葉を握りしめてた。

一見普通の葉っぱに見えるけど、硬くてちぎるどころか壊すことも出来ない。

それなのに、あたしの手には柔らかくてしっくり馴染むんだよね。

でも、御神木さまはこの紅葉に力を与えるとか言ってたけど。

いったいどうすれば使えるのかな?


博君猫が興味深そうに見せてと言ったから、二本足で歩いてきた彼によく見せようと紅葉を下げたら。