白いアプレクターはそう言ったから、ひとまずあたしは足をのけてやった。
だけど、痴漢を直ぐに許す気はないから。
胸を守る意味でも胸元で腕を組んだあたしは、そのアプレクターに言ってやる。
「ちょっとあんた、痴漢は軽犯罪なんだからね。もしも反省してないようなら、今すぐ消滅……」
あたしの言葉が途切れたのは、あたしの首筋からお尻にかけて素早く撫でられた感触があって、ぞわっと肌が粟立ったから。
《むふふん、感度はまだまだ生娘のようじゃな。じゃが、滑るような滑らかな肌は絶品じゃ……ぐじゃお゛め゛じっ!?》
アプレクターがみなまで言わないうちに、あたしは拳を叩き込んでやり、殴るわ蹴るわの制裁を加えてやった。
《あいたたた。ランボーより乱暴なおなごじゃのう……》
あたしが全然判らない駄洒落を吐いたアプレクターに、あたしは氷点下より冷たい視線をくれてやった。
アプレクターはズタボロで、ご丁寧に三段こぶまで陰にこしらえてたけど。
あたしは一切容赦するつもりはない。



