また涙がこみ上げてきて、あたしは布団で顔を覆うと瞳の奥から流れ出した涙を抑える事が出来ない。
「キャン、泣きたいなら泣けばいい!我慢しない!
ここにはウチとマリリンしかいないんだから……思いっきり泣いてすっきりしなよ!」
ユリがそう言ってくれて。
あたしは堰を切ったように涙がとめどなく溢れて、大きな声で思いっきり泣いた。
ユリはそんなあたしを抱きしめてくれて、マリリンは誰も来ないように保健室のドアを死守してくれた。
そんな2人の思いやりが嬉しくて、あたしは今までの思いや出来事を流したいように、ただただ泣き続けた。
泣いて全てがすっきりした訳じゃないけれど、少なくとも何かもやもやしたものが洗い流された、そんな気がする。
「ありがとね、ユリ、マリリン」
あたしがお礼を言うと、2人は「うちらダチでしょ。あったりまえ」と言ってくれたのが無性に嬉しい。
「帰りにモスかマックでもどう?あたし、奢るよ」
お礼がしたくてあたしが言うと、なぜか2人は顔を見合わせた。



