オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】




ごく普通の家庭では当たり前かもしれないけど、毎日三食きちんと食べてたっぷり眠って清潔な服を着て。


学校にも通い始めて、近所の子どもたちと日暮れまで駆け回るようになった博君は……


会った当初からすれば信じられないほど、生き生きと子どもらしく成長してた。


学校に通うまえ、最低限の読み書き計算は静江おばあちゃんとあたしで教えたけど。


担任の先生がとても優しい先生で、博君の事情をとてもよく理解してくれて。


放課後に博君のペースに併せて特別補習してくれるし、土日に時間が出来ればわざわざ加藤家に赴いて出張学習をしてくれる。


クラスメイトも遅れてる博君をからかったりいじめる子は1人もいなくて、逆にわからない場所を教えてくれたりと助けてくれるとか。


春には5年生になるけど、このペースなら大丈夫そうだよと静江おばあちゃんも感激した様子であたしに話してくれた。


博君はこの2ヶ月で5センチも背が伸びたし、体重だって8キロも増えて。

それでもまだ普通の子より小さいけど、3月の早生まれだから多少は仕方ないよね。