ファウンティンに捧ぐ歌

ちょっと照れ臭くなって、思わず俯いた。



「守」

「ん?」

「は、恥ずかしく、ない?」



いつもと違う。

守とこんな風に手を握った事は、今までに1度も無い。



手が熱い。

顔も熱い。



「恥ずかしくない」

キッパリ言い切られて、顔を上げると守は笑顔で私を見ていた。