ファウンティンに捧ぐ歌


剣崎君は表情を変え、柔らかく微笑んだ。



ドキン



私……この笑顔が……好き、だった?

心の中に、風になびく草原のイメージが浮かぶ。



その時。



カラーン



まるでその音が合図だったかのように、私は立ち上がった。