ファウンティンに捧ぐ歌


「いいね、まこうまこう♪」

「アホかっ、おまえ。大声で言ったら、バレるだろうが」

私の頭をコツンと叩きながら、守はそう言った。

「いつも俺らが寄る場所だとバレるから、そうだなぁ……あっ、『ローズ』って喫茶店あるだろ? あそこで落ち合う事にして、一旦二手に分かれよう」

小声で言いながら私を見る守。

「OK」

私は笑顔で頷いた。