ファウンティンに捧ぐ歌




「どうすっかなぁ」

「どうしようねぇ」

守と私はそう言って黙り込んだ。

さっきから何回か、それを繰り返している。



ファミレスで食事をした後、従利は半ば強引に剣崎君を連れて帰ってしまった。

で、とりあえず目的地も無く、2人で歩き始めたんだけど……。