ファウンティンに捧ぐ歌

えっ、ど、どう言う事?

私は、たった1つの昔の記憶も完全に思い出していないのに……従利は、それ以外の記憶もある、って事?



でも、待って?

なんの為に、私達は何度も生まれ変わって出会っているの?



従利は、私をジーっと見ていた。



「現世は違うと思ったのに……」



そう言う従利の焦点は、私を見ているようで、今の私を見ていないようだった。