ファウンティンに捧ぐ歌

「夢の中の私は、幼なじみなのに距離を置いてるようなソルジャーの態度が悲しくて、その時、初めて『恋してるんだ』って分かって……いろいろ話しているうちに、ソルジャーも同じ気持ちだったって分かって、恋人になったの」



私の言葉に、従利は驚いた顔をした。

そして。



「あの時からだったんだ」



小さくそう言ってから、ハッとして、自分の口に手をやった。



やっぱり、そうなんだ。



「ねぇ、従利?」

「……何?」

「あれって、私達の……前世の記憶?」



従利は無言だったけど、体がビクッと揺れた。