ファウンティンに捧ぐ歌

でも。

守の表情が変わった。



な、何?

勝ち誇ったような笑顔。



「なぁ、泉」

そう言ってから、守は両腕で私を包み込むように、フワッと軽く抱き締めた。



ドキン



「な、何?」

「今日は、こうして帰ろうな」



そのまま歩き出す守。

必然的に、歩いてしまう私。



ええっ?!

ちょ、ちょっとっ!

さっきより、更に密着していて、全身の血液が沸騰しそうな程、は、恥ずかしいんだけど!