ファウンティンに捧ぐ歌

すると。

「いや、泉さんにだったらその力があっても、おかしくない」



えっ? 『その力』って……何?



「剣崎君!」

急に従利がそう怒鳴って席を立つと、剣崎君の腕を引っ張り席を立たせて、教室を出て行った。



2人が出て行った方向から目が離せないでいると。

「気になる?」

えっ?



守の声がしてそっちを見た。

視線が合うと、守は苦笑いをして言った。