到着した店内は、さほど混んでなくて、すぐに席に案内してもらえた。 ぐるりと周囲を見回したアキラ。 同じ道沿いにあるお店に、先日職人さんたちと飲みに行ったと教えてくれた後、 「誰か知り合いおるんちゃうかと思って、ビクビクしてたんや。」 って、ようやくホッとした表情に戻って笑っていた。