~~~クミside~~~ 姪っ子の愛らしい声が響き、その一挙手一動に歓声が起こる。 餅を背負わせると、その重みと格闘しながら、ハイハイで前進する。 いろんな道具を並べていたのだけれど、姪っ子はその中からブラシを手にとった。 まだ生えたての髪をとかすしぐさをしたりするものだから、みんなの笑い声で部屋は沸き上っていた。 この姿を納めておこうと、携帯を手にするとメールが届いていた。