私は、一歳の誕生日の祝いってどんなことをするんだろうと、本屋のとある一角にいた。 『結婚』『出産』『育児』 自分自身には無縁の言葉が羅列するコーナーに苦笑しながら、パラパラと本をめくった。 アキラもこんなことをしてたのかな? かわいいチビちゃん達のために・・・。 私の知らないアキラの『パパ』の顔を想像して・・・ ・・・すぐにやめた。 虚しいことだとわかっていたから・・・。