ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



「カレシがね。」

って友達や家族の前ではしゃげない自分・・・。



不倫・・・。




奥さんのいる人なんだけど、二人で過ごす時間にその影はなく、現実を感じることはすごく少なかった。


だけどやっぱり

「彼氏」

という言葉から発するイメージに対して、私の中のアキラへの想いには違和感があった。


どこかでちゃんと解っていたんだと思う。


いや解ろうとしていたんだと思う。




そこには少しの愁いがあったんだ。