ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~




その時ようやく山科さんもパチンコやめるって言うから、私も引き上げることにしたのだけど、

店内少し目を別のところに向けていると、山科さんの姿が見えなくなっていて、私は心がどんどんと一人ぼっちになっていくのを感じていた。




やっと姿を見つけて

「いくら勝ったの?」

なんて会話をしながら駐車場に向かったのだけれど

「じゃあ・・」って去ろうとする山科さん。


慌てて

「勝ったんでしょ?今夜は山科さんが奢ってよ」

って追いかけたんだけれど

「今日は辞めとくわ。」